新年あけましておめでとうございます!
本年も、このブログではカジノに関する様々な役立つ情報を提供していきますので、よろしくお願いします。
さて、今年2016年ですが、世界中で一段と金融システム、カジノ産業におけるマネーロンダリング対策が強化・進展していく方向にあります。
例えば、
EUはマネーロンダリング対策の強化に向け、カジノ産業を含む金融システムでの新ルール導入を促進します。
この新ルールでは、カジノ産業は、2000ユーロ(約25万円)以上の「賭け」、もしくは「勝ち」の対象となるプレイヤーの身元を特定する必要があります。
また、マカオ政府も2016年にマネーロンダリング対策を強化する方針を打ち出しています。
マカオ当局はすでに、910のマネーロンダリングおよびテロリズムに関連する疑いのある取引を登録しています。
さらに現在マカオでは、カジノ産業は50万パタカ(約750万円)を超える取引を当局に報告する義務が課されていますが、この基準を国際基準である3000ドル(約36万円)にまで引き下げる可能性があります。
やはりマネーロンダリングは、テロリストなど犯罪組織への資金フローの一部として関連している可能性が高いこともあり、対策の強化は世界中で進められているようですね。
日本でもカジノ解禁へ向けて様々な議論が進められていますが、マネーロンダリングといった犯罪に関連しそうな部分の対策もしっかり議論して、きちんとした枠組みを作成してもらい、誰もが安心して楽しめるようにしてほしいですね。